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ピアス
2014.12.03 Wednesday - comments(0)
バンコクのホテルで待ち合わせた友人が、突然私にピアスとネックレスをくれた。数字の「7」の形をしたアクセサリー、柴崎選手を応援する私のために選んでくれたのだ。だけど、私の耳にはピアスの穴が開いていなかった。高校の校則で禁止されていたので、「卒業したらすぐにピアスとパーマだ!」と意気込んでいたが、結局パーマは笑っちゃうくらいに似合わず、ピアスに至っては人体に穴を開けるという行為が恐ろしくて、憧れのままになっていた。

「ピアスの穴、開いてなかったんだ、ごめんね」とつぶやいた友人の淋しそうな顔に背中を押されて、帰国後遂に皮膚科へ行った。穴の位置を決め、マジックで印を付け、先生がバチーン!と機械を使ってファーストピアスを刺してくれた。院内には二度、悲鳴が響き渡った。20年以上憧れ続けていただけに、違和感のある耳たぶが急に愛おしくなった。

3年以上生存確認できなかったちびと再会した記念すべき日、チタン製のファーストピアスを取ることにした。ちびは「ピアスの穴なんて10個くらい開けた」「寝ている間に、友だちにブスッとやられた」と余裕だった。鹿島でサッカー観戦したあと、食事をしたその席で4週間共にしたピアスを取ろうとしたが、これがなかなか取れない。隣で見ていたちびが、耳たぶの裏側にガッチリ固定されたキャッチを取ろうとするものの、ビクともしなかった。今まで感じたことのない痛みに耐えながら、しばらく格闘しているうちにポロリと取れた。急に耳が軽くなった気がした。

そのお店のオーナーさんが「トンネル貫通記念」として店内で販売しているピアスを一つプレゼントしてくれた。食事の席にはピアスの先輩が4人もいて、ピアスのつけ方を丁寧に指導してくれた。まっすぐ穴に刺しているつもりが、斜めに刺さっているようで、何度も何度も激痛が走る。そんなふうにして、大騒ぎしている様子をちびはぼんやり眺めていた。


こんな恐ろしい思いをして開けた穴も、放置しておくと塞がってしまうという。それでちびが「透明ピアスをしておけ」と言うので、深夜のドンキホーテに買いに走った。透明ピアスさえしておけば、寝ている間に穴が塞がることはあるまい。

毎日のように透明ピアスを外し、いただいたピアスを装着し、また透明ピアスに付け替える日々を送っている。まだ慣れなくて、3分でできることもあれば、片耳1時間以上かかることもある。斜めに刺しては激痛が走ってやり直し。とにかく、「7」のピアスにネックレス、そしてユニフォーム。これで応援はバッチリ!と思っていた矢先、柴崎選手の背番号がまさかの「20」に変更になってしまった...。

穴は開いたが7番じゃなくなってしまった。( ̄◇ ̄;)

Ayako Suzukiさん(@marble500)が投稿した写真 -

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