a small,good thing
さよならフィンランド!
2012.12.31 Monday - comments(0)
フィンランドは旅の序章というか、実のところおまけだった。たった2日間で10日間くらい滞在していたような感覚を覚えるほど、充実した時間を過ごしたけれど、私の旅はここからスタートなのだった。本来の目的は、サッカー観戦。いよいよ怒濤の欧州サッカー旅が始まる。



1211-ヘルシンキ
ヘルシンキ探索-6 マリメッコ再び
2012.12.31 Monday - comments(0)
タイムアップが近づく中、初日に訪れたALEKSINKULMA店とMARIKULMA店へ。
私の大好きなマリメッコがあるからこの町にまた来たいと思う。




1211-ヘルシンキ
ヘルシンキ探索-5 ヘルシンキ大聖堂
2012.12.31 Monday - comments(0)
ヘルシンキ観光の定番、ヘルシンキ大聖堂は元老院広場に面して建つ。この大階段を上るとか、大聖堂の正面にある「CAFE ENGEL」でサーモンパイなど食べるとか、多少の余裕を残しておきたかった。近くのウスペンスキー寺院も遠くから眺めるだけで通り過ぎた。 11/23、クリスマスツリーはまだ飾り付け前だった。






1211-ヘルシンキ
ヘルシンキ探索-4 オールド・マーケットホール
2012.12.31 Monday - comments(0)
港に面した古い建物。1889年創業というから、その古さも納得。2013年1月にリノベーションのため移転が決まっている。昨日訪れたハカニエミ・マーケットホールと違って食品専門のマーケットで、ここでお昼ごはんのサンドイッチを調達した。空港で高いと高いけど、ここで買えば3ユーロ。ハート型のパイを売ってくれたおばさんが、マリメッコのエプロンを付けていてうれしくなった。



1211-ヘルシンキ
ヘルシンキ探索-3 港のカメ
2012.12.31 Monday - comments(0)
おじさんがカメに乗る。それをもう一人のおじさんが写真に撮る。
今度はカメラのおじさんがカメに乗る。
なんでもないことで笑い合うおじさん二人。
一人旅をしていると、こういうときちょっと淋しく思う。



1211-ヘルシンキ
ヘルシンキ探索-2 バルト三国への思い
2012.12.31 Monday - comments(0)
トラムで港へ。Suomenlinna(スオメンリンナ)行きの船乗り場から船に乗って島の要塞を見に行きたかった。時間があればこの港から、エストニアの首都タリンまで行きたかった。ここから片道2時間、バルト海を渡ってエストニアまで行くと、驚くほどに物価が安くなるので、タリンにホテルを取ったり、日帰りで買い物する人も多いらしい。駆け足で巡ったヘルシンキの旅は、思い残すことが多すぎた。


1211-ヘルシンキ
ヘルシンキ探索-1 テンペリアウキオ教会
2012.12.31 Monday - comments(0)
空港へ向かう前の2時間ほど、駆け足で町を巡った。最初に訪れたのはホテルから歩いて5分ほどのテンペリアウキオ教会。ゴツゴツとした岩でできた外観からはまったく想像できない空間が広がっていた。さすが北欧建築、光の取り込み方が絶妙で、天井の金属素材とマッチしてやさしい空間を作り出している。しばらく厳かな時間を過ごした。

1211-ヘルシンキ
ヘルシンキの夜は早い
2012.12.25 Tuesday - comments(0)
アアルト自邸で出会った一人旅の女性が、市内に戻るならぜひご一緒にと声をかけてくれたので、一緒にトラムに乗った。聞けば大手出版社に就職して2年目の編集者で、遅すぎる夏休みだという。かもめ食堂のあのカフェは多分行ったらガッカリしますよ、と聞いて私のヘルシンキTO DO LISTからは削除した。束の間の日本語での会話がとても楽しかった。

どうしても行っておきたかったマリメッコ・マリキスカ店へ向かうと、既に閉まっていた。私のマリメッコ全店制覇は叶わなかったが、あっさりと諦めてヘルシンキの老舗店「CAFE EKBER」へ行き、大きなシナモンロールとマカロンを買った。お店の人が小さなマカロン一つを包むのに、立派すぎる箱を組み立て始めたので、なんとなく申し訳ない気持ちになって「ブダペスト」という名前のケーキも一つ追加した。スーパーの地下食料品売り場では、サラダの量り売りでサラダとミートボールを買った。ちなみにここフィンランドでは当然フィンランド語以外通じないのだが、片言の英語とジェスチャー、そして日本語を総動員して買い物をする。イタリアでもロシアでもドイツでも、いつもこんな感じで、私のジェスチャーは次第に上達している気がする。ただし、ありがとうの言葉だけは必ずその国の言葉で言うことにしている。せめて、「キートス!」くらいは。





ホテルに帰る前に、マリメッコ・カンピ店へ立ち寄ったものの、既に体力の限界。買い物などどうでもよくなって、ヨレヨレになって部屋に戻ると、まだ一つやり遂げていないものを思い出した。フィンランドのサウナがの残っているではないか!あと30分でサウナの時間が終わってしまうことに気づいて、意を決して地下へと向かった。ホテルのカードキーを使っていくつかの扉を開けて先に進むと、そこはプールだった。その先に女性用のサウナがあって、壁に貼られたイラストを見ながら、フィンランドサウナのルールをなんとなく理解する。いろいろ覚悟して行ったが、中には誰もいなかった。熱々の石に巨大なお玉で水をかけて、何度もじゅわ〜っとさせた。今年はハンガリーの温泉に引き続き、思いがけずフィンランドのサウナも体験することになった。

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アアルト自邸-2
2012.12.25 Tuesday - comments(0)
アアルト自邸の玄関前にガイドツアーに関するインフォメーションがあった。日本語でも書かれていて「時間になったらガイドが来るので、ピンポンは押さないで」とある。建物の脇から庭へ回って、外観を眺めたりしながら時間が来るのを待っていると、中から女性が現れて中へ通してくれた。なんと今日のガイドツアー、最初で最後ただ一人のお客だという。シーズンオフとはいえ、なんとも淋しい。

約1時間、マンツーマンで英語を聞くのは厳しいなと思いながらもツアーは始まってしまった。私の語学力は相変わらずで、話していることの半分以上は理解不能であった。10分ほど経ってからピンポンが鳴って、カップルと日本人女性がツアーに加わった。これでマンツーマンから解放されて少し気が楽になった。すべての説明が終わると、カップルは早々に帰って行った。3人組だと思っていたら、日本人女性は一人旅の最中だった。

1936年竣工とは思えないほど古さを感じないモダンな建築。アアルトのアイデア溢れる家は、とても居心地がよかった。ユトレヒトにあるシュレーダー邸や、金沢にある忍者寺に行ったときも思ったが、いつか家を建てる時は真似したい!と思えるものでいっぱいだった。


THE AALTO HOUSE
http://www.alvaraalto.fi/aaltohouse.htm

リビングへと続くドアは引き戸になっている。ダイニングの食器棚もどこか日本的というか昭和っぽい雰囲気だった。素材に竹を使ったものなど、あちこちに日本の影響が見受けられて親しみを覚えた。


広すぎず、狭すぎず。住みたいと思わせる家。


日当たりのいい窓辺のスペースがアアルトの特等席。窓の外には、さっき行きすぎてしまった道路とグラウンドが見えた。「北欧の建築家は西日を大事にする」と聞いたことがある。暗い冬、家の中を温かいオレンジに染める西日は貴重なのだろう。


アアルトの書斎。カーテンレールの上から伸びるライトもアアルトがデザインしたもの。この部屋に小さなハシゴが掛けてあって、その先に小さなドアが。どうやら2Fのテラスに抜けられるようになっていて、仕事に煮詰まる度にこのドアを開けていたのだそう。


2Fのバスルームのシンクがぽってりとしたかわいいフォルムで、同じのが2つ並んでいた。もちろんこれもアアルトがデザインしたもの。イメージを形にできることはなんて素晴らしいんだろうと思う。頭上を見上げると、まん丸の穴が開いている。ここから月明かりが差し込むのだ。


2Fのリビング。


奥さまの寝室にあるドレッサー。独創的な形のランプが目を引く。


テラスに面したゲストルーム。ベッドが高くなっているのは、下に階段があるため。
1211-ヘルシンキ
アアルト自邸-1
2012.12.25 Tuesday - comments(0)
マリメッコはそこそこにして、アアルト自邸へと急いだ。毎時ちょうどスタートのガイドツアーに参加すれば、家の中を見ることができる。最終の16時スタートに間に合うように4番トラムで終点の2つ手前まで。20分は乗っていただろうか、完全に闇に包まれた寒空の住宅街、不安が増していく。

地図を片手に歩いていると、道路の突き当たりに海が見えた。ここまで来てしまうと、行き過ぎなのだ。季節が夏ならこのまま海まで歩きたいところだが、回れ右して路地を入る。そして、しばらくして洗練されたモダンな家が見えてきた。

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