a small,good thing
Yamanashi
2008.02.24 Sunday - comments(0)
毎年1月末から2月中旬頃まで、山中湖でダイヤモンド富士が見れるらしい。期間中、アイスキャンドルフェスティバルや花火の打ち上げなどもあるというので、意気込んで見に行ったのだが、2月中旬の山の中はまだまだ雪が積もっていて、道路もうっすらと凍っていた。なのに、なんと、レンタカーはスタッドレスタイヤではなかった!ハイヒールで登山するようなものだとは思いつつ、山中湖までやってきてしまった。(こんな危険なことはもうやりません)


一般道でのんびり行ったら4時間もかかってしまった。
帰りはサクッと1時間。


既に三脚での場所取りがすごいことになっていた。すごい気合い。
三脚もなく、場所を取るでもなく、寒さに負けないようにただただ歩く。


湖を囲むように、大勢の強者どもがスタンバイ。
長期戦を覚悟している人はスキーウェアに折りたたみチェア持参で。


巨大なダイヤモンド、あとちょっと。
本当に富士山のてっぺんにストーンと落ちるのだろうか。


ダイヤモンド富士を目当てに来た皆さんは、いい写真を撮るべく妙に殺気だっていた。
雪が三脚に当たろうものなら、鋭い視線が飛ぶ。怖い。


ダイヤモンドキタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!


みんな大忙し。
ダイヤモンドが消えてしまう!


あっという間に一面暗くなった。
富士山の向こうに隠れた太陽が、微かに裾野を照らしていた。


「さよーならー!ダイヤモンドオオオオオ!」と叫んですぐに、富士山のてっぺんに浮かんだ小さな雲に光が反射して、おまけでまたダイヤモンドがやってきた。帰り支度をしていたおじさんたちも、慌ててカメラを構えていた。


太陽の沈んだ山中湖周辺は次第に凍り始め、混雑した駐車場ではタイヤが泥に埋まり、カメラ野郎の皆さんが一生懸命車を押してくれたりで、なんとか山を脱出した。無数のアイスキャンドルも花火も見る前に東京に帰ってきたのは残念だったけれども、これを教訓に次回は完全装備で来るのだ。

こんなに大きい富士山は初めて見た。雄大で神々しく、格好よかった。
0802 山梨でダイヤモンド富士
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